自律神経について
自律神経ってどんなもの?
自分の意志で動かせない心臓や血の流れなどの動きを司る神経の事です。
今この瞬間も当たり前のように働いており、24時間365日1秒たりとも休む事がありません。
この働き者の、自律神経は交感神経と副交感神経があり、呼吸・消化・血液循環など意思と関係なくコントロールしています。
私たちの体を車に例えた場合、アクセルの役割をするのが交感神経、ブレーキの役割をするのが副交感神経です。
交感神経が優位になると血管が収縮し、心拍数と血圧が上昇。心身共に興奮状態となり、まさにアクセルを踏み込んで前進しようという態勢になります。
一方で、副交感神経が優位になると血管が緩み、心拍数や血圧が低下します。興奮にブレーキがかかり、リラックスした状態になるのです。
このように心と体の状態を活発にする交感神経と、心と体を休ませる副交感神経が上手くバランスを取りながら働いているおかげで、
私たちの健康は保たれていますが、過労・ストレス・生活習慣・電磁波などによって、このバランスが崩れると心身に支障をきたします。
「疲れがとれない」「なんだか不調」もその一つです。
自律神経が乱れる ⇒ 太りやすい・眠れない・便秘・下痢
自律神経が整うと ⇒ 理想のボディーライン・快眠・便秘・下痢の解消
自律神経と腸の関係
腸は自律神経と密着な関係にあり、お互いに影響しあっています。「副交感神経」が優位になると蠕動運動がしっかりとおこり腸内環境にも好影響をもららします。しかし逆に腸の動きが悪くなると、途端に副交感神経の働きが鈍ります。
【 良い循環 】 【 悪い循環 】
①腸から脳へ
腸は脳に次ぐおよそ1億もの神経細胞が存在し、感情にも深くかかわっているため、『第二の脳』とも言われています。
また、脳との関係も密接で腸が不調になると、腸から脳へ信号が送られ、ストレスを感じます。
②脳から腸へ
ストレスを感じた脳は、自律神経を介して信号を腸へ送り、それが刺激になり、腸では便秘や下痢が発生します。
腸の不調は脳に反映され、脳に受けたストレスは腸に反映されます。
以前はストレスにより腸が不調になると考えられていましたが、最近では、先に腸が不調になり、脳にストレスを与える可能性が示唆されています。
脳と腸の関係
脳と腸は、身体中にはりめぐらされたネットワークを通して常に情報交換をしています。
身体の情報は、体内の自律神経系・内分泌系(ホルモン)・免疫系などの情報伝達経路を介して、脳から腸へ腸から脳へと送られています。
脳と腸をはじめとする身体全体のネットワークを整えることで、いい情報がめぐるすこやかなサイクルが生まれ、その他の各器官もいい状態に導くなど、健康や美容に大きな影響力があることが分かっています。
自律神経と脳と腸をメンテナンスするには?
健康に大きく関わっている自律神経や脳・腸をメンテナンスするにはどうすればいいでしょうか?
脳は一定のリズム運動で、腸は筋肉運動で鍛えることが出来ると言われています。
脳にはウォーキング・ジョギングなど、腸には腹筋を鍛える運動が効果的ですが、日常生活の中に取り入れるのは大変です。
ハンドセラピスは、テラヘルツ波と微弱電流にて筋肉運動を促します。つまり寝ているだけで脳と腸を鍛える事が出来ます。
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